ブログの更新回数の新記録やねぇ〜、もう絶対、新記録出そうと半分意地です(笑)
仕事が、ブログ更新見たいなモン

違う違う違うて〜
やっぱり、「見てますよ〜」とか「笑ったわ」って言われると、基本的に調子モンなので、
変なスイッチが入る(笑)
本業から、だいぶズレて来てますけど・・・・
本業編も、たまにアップしますのでスイマセン
全然、別の事なんですけど、決して笑い話では無いので、今まで封印してました。
震災直後に、お客さんがボランティアに行こうとして、
山形で事故を起こしてしまい、そのクルマを引き取りに行った時の話。
去年の3/18じゃなかったかな?確か。
午後三時頃に小松を出発し、山形の手前の新潟西インターまで、
クルマを引き取りに行きました。
前日に、山形県内で事故を起こしたクルマを、さすがに被災地近くまでは、取りに行けないと判断し、お客さんの方で、レッカー手配してもらい、新潟西インターまで、何とか運んでもらっての事でした。
行きの徳光PAで、トイレに寄った時に張り紙が・・・
「この先給油制限あり・・・」
なんのこちゃ?小松市内は全然大丈夫ですけど・・・・
どういう事?って感じでした。
徳光PAで、「今から、山形近くまで、クルマ引き取りに行くし、帰り遅くなる」って、嫁さんに

した時に、「長距離の運転手が言うとったよ、燃料持って行った方がイイらしいよ」と言われたのですが、その時は、トラックも燃料満タンだったので、全く気にしてませんでしたし、そこまで遠いとは思ってなかったんです。
・・・・・・・ナメてましたねぇ

小松市内は、その日はまだ、震災の影響らしきモンが全くなかったので・・・
危機感が無く、お気楽なモンでした、まさに人ごと(笑)
だけど金沢森本辺りから雪が降って来て、積もり積もって、富山県に入るぐらいから、ずっと路面に雪が・・・・

時間は午後四時半。
ナビの到着予定を見ると、午後八時半・・・
「えっ?石川〜富山〜新潟で、しかも富山入ったのに、なぜあと四時間も???」・・・
何キロあったか、記憶が定かではありませんが、残り距離が400km以上あったハズ。
心折れまくり・・・・誰か、替わって〜でした(笑)
新潟が、長い長い長い長い長い長い、超長かった〜

で、ようやく目的地近くまで来て、新潟県最後のSAに寄った時に、GSにクルマの列が
30台以上ある・・・・・・なんでやろ???
自分とこのトラックは、まだ半分チョイ燃料が、残っていたので、もう着くんなら、着いてから給油でもイイか、ここまで半分なら帰れるかも知れん、と思ってました・・・
子供たちのお土産の、ご当地チョッパーとキティを買って、
トラックに戻る時に長距離のトラック運転手が、たむろっとるのを見て、アレ???
休憩では無く、一・二日泊まっている空気がプンプンする・・・・・
何か様子が、おかしい・・・
まあイイか・・・・・
そのSAから、二十分程走ってやっと到着、クルマを積み込んで、お客さんも乗せたし、あとは小松に帰るだけ
結局、そこのSAから予想以上にICが遠く、到着した時には三分の一になっていて、給油しなければ帰れない状況

それで新潟西インターそばの、GSに行ったはイイが、ガソリンは一台10リッターまで、軽油は全く売ってもらえず・・・・軽油在庫ナシ

近くのGS全てダメでした。
しかも、震災直後は万が一の時の、ロードサービスも、燃料切れに対応できず
・・・・絶望的
「やっと、さっきの事態が理解できた・・・軽油が買えなくて、しかも入荷せんから、動けんだんや、あのトラック達は!?」
そうは言うても、朝までそこに居たって、買える保証は無い・・・
一か八かイケるとこまで行って、被災地から離れれば離れるほど、買える可能性は出てくると思い、そのまま又高速へ行く時にSAは、ほとんど寄らなかったので、SAのGSの状況も、全然わからず・・・・・
たぶん、なんとかなるやろ?これだけでした
行けども行けども、全てのGSが真っ暗・・・
もう完全に笑うしかないし、どうしようもない・・・・
「とりあえず、イケるとこまで行って、どうするか考えましょ〜」で、
ひとまず糸魚川インターまで来ることができた。が、案の定、軽油は一切買えず・・・
この地に泊まっても、明日軽油を買う事ができるかもわからない。
もうGS探すのに、動き回る燃料も無い・・・
幸いIC近くに24時間開いている、スーパーを発見、デカイ駐車場だったので、そこにトラックを停めて冷静に考えた。
時間は、午後11時、色々電話かけまくって、調べまくって、どこか燃料が買える所がないか?聞きまくった

それでも、やっぱりダメ・・・・でも、あきらめがつかん・・・・
一か八か、嫁さんに

してみた・・・・・・・
「起きとるか?非常事態発生や、軽油買って持って来てくれんか?糸魚川まで来たし、
小松から一時間半ぐらいの所や、頼む!OOに、今電話したら、もう酒飲んだらしいし、
OO迎えに行って、一緒に工場行って、空の一斗缶3缶もらって、それに入れて来てくれ、マジでどこも燃料買えんだ、ハナっから言う事聞けば良かったわ、スマンけど頼む」
「ほら、みてみ〜言う事聞かんからやがいや・・・・わかったよ!!!」
・・・・もう神様でした(笑)
後は、到着を待つだけ・・・・のハズ、ですが燃料が無いので、クルマのエンジンかけれずヒーターは使えない・・・
24時間開いているスーパーの中も暖房が、かかってないぐらい寒い・・・0℃
せめてクルマの中で寒さをしのごうと考えたが、カイロも毛布も一切売り切れ、
おまけに弁当・おにぎり・パンなども全て売り切れ

買えたのは、幸いにも給油用のママさんポンプだけ。
空腹と寒さに耐えるしか無く、上に着るものも無く、お客さんと二人、クルマの中でガタガタ震えてました。
唯一あったのが、自販機のあったかいお茶、何本も買って服の中入れたりして、寒さをしのいでましたが無いよりはマシぐらい・・・・・・
−5℃、「あ〜被災地の人は、皆こんな思いしとるんやな」と身をもってわかりました。
お茶飲めば、飲んだだけトイレが近くなり、外に出るといっぺんに、体から熱が奪われる。
外に出るたび、お客さんとお互いに「大丈夫ですか?生きてますか?」と確認しながら、到着を待ちました。
ホントにいつでも、凍死できる状況でした・・・・
体中の感覚が無くなりつつあり、動けない・・・もうホントに限界・・・・
最初に

してから、二時間ぐらい経過しても連絡が無く、高速が凍結してたこともあり、
心配になり、震えながら、やっとのこと電話したが出ない・・・・
大丈夫か?電話を切ろうとした、ホントにその瞬間一台のクルマが来た、もしかして?
あれじゃない?
神様登場・・・・た・す・か・っ・た
寒さで、ガクガク震えながらなので、こぼしながら必死に給油した。
帰りの高速は、行きにも増してツルっツル、超危険・・・
ほとんどクルマも、走って無い・・・走ってるのは、被災地への救援車だけ
何とか無事に、小松に帰って来れました。家に着いて時計を見たら、午前6時。
そのまま寝ずに、仕事しました。自分だけではないんですけどね
この時期、おととしは長野の茅野市まで、去年は新潟の端っこまで、
「二度ある事は三度ある」という・・・
もしかして今年も、また長野ぐらいまで、引き上げに出動?と思ってたけど、
今年は大丈夫そう・・・現時点で無いから、もう大丈夫やな〜
みなさん、この時期に雪ある土地に夏タイヤで、行った方なんやけど・・・(笑)
ホントに皆さんのおかげで、無事仕事が出来て、生きていられることに
感謝しています。
ありがとうございます。
今回は、真剣な話でした。・・・・・乱文・長文で読みにくくてスイマセンでした
震災で被害に遭われた方々、心よりお見舞い申し上げるとともに、亡くなられた方々に、心よりご冥福をお祈りします。
posted by no1bansou at 22:42|
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